大学生時代に身長186センチ、体重65キロのモデル体型だった自分も、社会人10年目にもなると、10キロ以上増加…。
糖質制限で体重を落とそうと決意するも、それまで暴飲暴食を繰り返してきた身で、いきなり草食動物のような食事はできない。しかも平日は普通に仕事がある。
そこで、夜だけ「米」「麺」を抜きにして、野菜や魚、鶏肉などを中心に。ついでに、基本的に毎日飲んでいたビールもやめた。ただし、昼ごはんは全く制限なし!
アルコールもワインならOK!
「そんな中途半端なダイエットで、体重が落ちるの??」と思うのももっともだが、食生活を改善して約半年で、体重は学生時代に元通り。つまり10キロほど落ちた。
思えば「ダイエット=苦行」というイメージは根強い。続けるには逃げ道を用意し、ほどほどに「ゆるさ」を残すのがコツではないか。面白いもので、夜ごはんに気を配ると、昼ごはんでも自然に食べ物に気を付けるようになる。例えば「2玉入ったラーメンの大盛りと白ごはん」といった食べ方はせず、「並盛ラーメンにホウレンソウ増し」などで満足するようになる(笑)
それでも好きなものを食べているという感覚はあるので、食事への満足感はある。
そういう意味で「夜だけ糖質制限」は「夜だけ」にとどまらないという、良い意味で逆説的な状況が発生する。