インターネットの世界にも「ラッシュ」がある。

ネット回線のスピードが安定しない問題もさることながら、ネット回線の優劣ではどうにもならないことがあります。それが「サーバー側の負荷」の問題です。至極簡単に言うと、お店の入り口にお客さんが殺到して中に入れない状態です。

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これらがいつ起きるかということなのですが、時系列順にいくと先ず午前八時。これは株取引をやっているかぶたがたが直面します。前の日から保有している株の見通し値が出るので、これに殺到します。証券会社によって混雑具合はマチマチだと思いますが、大手ネット証券と契約しているかたは必ず直面します。特に前日、日本の株式市場が引けてから、日本時間の午後9時からアメリカ株式市場が開場したのちに何かネガティヴなニュースが米国株の値段を大きく下げさせた場合、9時に日本株式市場が開場した瞬間に売りに出して、悪影響を極力ヘッジしようという動きになりますので、滅茶苦茶混雑しますね。

次に午前9時。これはオフィスアワーが始まる時間で、始業と同時にビジネスマンの皆さんが見るのは、会社のアドレスではなくYahoo!メールやG-mailです。で、Yahoo!のトップページを開いてニュースをチラ見してからメール確認するかたが多いので「Yahooラッシュ」と呼ばれています。

そして正午。午前の仕事がひと段落して、まず見るのはポイント系のサイトであることが多いようです。昼休みということもあり、仕事に全く関係ないポイントサイトも見ていいという暗黙の了解が成されているかはわかりませんが、正午台はポイントサイトのサーバー負荷が上がって、なかなか次のページに行けません!本当にイライラします。

さて、午後になりまた13時のメール系サイトの混雑。朝イチよりはマシですが、外回りに行く営業マンがモバイル設定をしたりすることで負荷が増えているみたいですね。

そして就業前の午後4時以降。こちらもYahoo!系ですね。家ではダラダラ寝ていたい、何もしたくないビジネスマンが私用もオフィスアワーのうちに済ませようとして混雑します。

最後は午後9時。ニューヨーク証券取引所の開場時間です。米国株投資でメルマガを毎日受け取っている人は市況情報などが送られてきますんで、メール関連サイトの負荷が高くなります。

以上、いくら回線スピードが上がってもどうにもならない「サーバー負荷」という問題でした。巧いこと負荷の軽い時間にずらして頑張りましょう!